
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社 社長
ご挨拶
エヌビディア合同会社 エンタープライズ事業本部 事業本部長 一社)日本ディープラーニング協会 理事
1999年東京大学大学院工学系研究科修了。日本テキサス・インスツルメンツ(株)にて、DVDアプリケーションプロセッサ、携帯電話向けビデオコーデック、DSPアプリケーションの開発を経て、デジタル製品マーケティング部を統括。民生から工業用製品まで幅広いビジネス開発に従事。2015年NVIDIAに入社し、ディープラーニングのビジネス開発責任者を経て、現在エンタープライズ事業本部を統括
《講演タイトル》
生成AI開発・設計革新を支えるNVIDIAの戦略
《講演概要》
メディアで見ない日はないほど身近になった”生成AI”は、年間最大4.4兆ドルの経済効果とも試算されており、これは日本のGDPに匹敵する。
業務効率化、顧客体験向上、製品開発応用など用途は多岐にわたる一方、まだ検索エンジンの延長での使用が多い。
本講演では事例とともに、進化し続ける生成AIの現状とそれを支援する当社のソリューションと共にCadence様との取り組みについてについてお話しする。
Cadence Design Systems, Inc. Senior Vice President and General Manager, System Verification Group
Paul Cunninghamは、ケイデンスの2018年に発足したシステム検証グループのSenior Corporate Vice President兼General Managerを2021年より率いています。論理シミュレーション、エミュレーション、プロトタイピング、フォーマル検証、検証IP、デバッグなど検証関連製品を担当しています。それ以前は、論理合成/DFTを含むケイデンスのフロントエンド・デジタル設計ツールを担当しておりました。
2011年に、共同創立者兼CEOを務めていたAzuro社の買収により、ケイデンスに入社いたしました。
英国ケンブリッジ大学でコンピュータサイエンスの修士号と博士号を取得しています。
《講演タイトル》
Harnessing Agentic-AI to Address the Challenges of Intelligent System Design
《講演概要》
人工知能(AI)が私たちの生活のあらゆる側面に影響を与え続けていることは、もはや疑いの余地がありません。システムおよびチップの開発も例外ではなく、むしろAIの恩恵を大きく受ける分野の一つです。
近年注目を集めるエージェンティックAI(Agentic AI)およびエージェントベースのシステムは、先進的な基盤エンジンとの組み合わせにより、チップやシステム開発の多くのプロセスを最適化・自動化する可能性を秘めています。これは、インテリジェントなシステム設計の新たな時代の到来を示唆しています。
本セッションでは、チップおよびシステム開発における主要な課題を取り上げ、それらに対してエージェンティックAIとケイデンスの先進エンジンがどのように貢献し、設計の加速と革新を実現するのかについて、洞察を交えて紹介します。